パン作りの基本

【米粉パン】失敗しないための「オーブン設定の基本」|温度・予熱・天板の考え方をやさしく整理

前川

オーブン設定で、結果はかなり変わります!

よっちゃん先生〜
オーブン設定って
そんなに大事なんですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

おこめちゃんは
何か意識して焼いてる?

よっちゃん先生
よっちゃん先生

うーん…

正直、なんとなくで焼いてます。

オーブンで焼くことって
あまり考えたことないかも…

おこめちゃん
おこめちゃん

予熱はしているけど

・温度はこれでいいの?
・天板はどこに置くの?
・段は関係あるの?

よく分からないまま
焼いていることはとても多い…

実はそこ、
多くの人があいまいなまま焼いていることが多いなんだ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

でも実は…

オーブンの設定を少し理解するだけで
焼き上がりはかなり変わります✨

カリッと美味しそうです!

おこめちゃん
おこめちゃん

今日は

・予熱の考え方
・温度設定の基本ルール
・天板や段の使い方

この
オーブンの基本の使い方
やさしく整理していくよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

まず知っておきたい4つの前提

まず最初に、

米粉パンを焼くときの前提を
サクッとお伝えします♪

①表示温度=中の温度じゃない

えっと…表示温度って何ですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

オーブンに表示された
温度のことだよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

オーブンの表示温度は、

ただの
“目安” だと思ってください

特に電子オーブンの場合、

予熱完了!の表示が出ても
実際にはオーブンの温度が達していない

ということが、実はよくあります

え!!

「180℃」って出ても
実際には160℃だった…


ってこともあるの?

おこめちゃん
おこめちゃん

その通り!
特に火力が弱い家庭用の電子オーブンには多いね〜

よっちゃん先生
よっちゃん先生

これは故障ではありません

  • センサー位置
  • 庫内の広さ
  • 熱の回り方

家庭オーブンの特性です

業務用オーブンと比べて…
家庭用オーブンは
熱が入りにくい!

じゃあ、表示温度は信じちゃダメなんですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

そこまで疑わなくて大丈夫だよ(笑)
“鵜呑みにしない”くらいがちょうど良いかも✨

よっちゃん先生
よっちゃん先生

特に部屋の温度も低い
冬場は起こりやすいです

つまり!

家庭オーブンは、前提として
表示温度=中の温度とは限らない

ここは覚えておきましょう

Q
オーブンの中が何℃か調べる方法

庫内温度計でわかります

オーブン専用です!
一般的な温度計ではありません
  • 庫内温度計は 必須ではない
  • でも
    「表示より低いことが多い」
    と知っているだけで、設定の考え方が変わります

自分のオーブンが実際は何℃なのか
知れるのはいいですね!

ちょっとドキドキするけど(笑)

おこめちゃん
おこめちゃん

オーブンの表示温度と
実際の温度がズレているかもしれない

と知っているだけで、
オーブンの使い方は変わってくるよ!

例えば

・予熱を少し長めにする
・温度を10〜20℃調整する

こういう調整ができるようになるんだ✨

よっちゃん先生
よっちゃん先生

オーブンの表示された数字と
合ってるかもしれないし、

合ってないかもしれない。
一度試したい方に絶対おすすめ!

よっちゃん先生
よっちゃん先生
Q
【実際に計測してみました】

温度計で有名なタニタ
庫内温度計を使いました

オーブン専用です!
一般的な温度計ではありません

うちは
東芝石窯オーブンです

250℃に設定して!
予熱をスタートしてみました

250℃に到達するまで
何分かかるのか実験です

↓実験結果

予熱完了アラームが鳴った時
設定温度まであがってなかった!

東芝石窯オーブンは
パンやケーキ焼く人に人気だけど

予熱完了しても温度があがってなかったよ
※購入して5年経つので劣化もしている可能性大

よっちゃん先生
よっちゃん先生

実験の条件

  • タニタの庫内温度計
  • この日は秋でした
    →真冬はもっと温度が上がりにくいと予想

今回の実験結果からも

家庭オーブンは、前提として
表示温度=中の温度とは限らない

ということがわかりました✨

買ってすぐのオーブンと、
何年もつかっているオーブンでも差が出ます

ただ実測をしっておくと
レシピに何℃足して焼けばいいのか目安になるので便利だね

よっちゃん先生
よっちゃん先生

②焼き始めが大事!

米粉パンは、
焼き始めると

水分が飛ぶ!
外の生地が固まってくる

工程が一気に進みます

このときに温度が足りないと、

  • 表面が乾かない
  • 中の生地が焼けても生っぽい
  • 生焼け

この状態になりやすいです!

水分が全体的に飛んでない様子

そこで
焼成スタート時の温度環境 
ここがとても重要になってきます

つまり
どうすればいいですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

極力、オーブンの扉はあけない!
それに尽きるね


せっかく焼いているのに
オーブン開けたら温度が下がるよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生
Q
こんな時のみ
オーブンを開けてOK

うちのオーブン、
庫内に灯りがなくて

パンの様子がわからないんです〜

おこめちゃん
おこめちゃん

中が真っ暗で
パンの様子が見えないオーブンね!

どうしてもパンの様子が気になる時は、焼成時間の後半でオーブン扉をあけよう

よっちゃん先生
よっちゃん先生

焼成中、
「焼き色どうかな?」と
途中で開けたくなりますよね

でも、ここが大きな分かれ道

焼成中に起きていること

例えば15分焼くレシピの場合、

  • 前半(0〜5分)
    → 温度を立ち上げる
  • 中盤(5〜10分)
    → 中まで火を通す
  • 後半(10〜15分)
    → 表面に焼き色が出る

焼き色が出始めるのは 後半1/3 です

基本ルール

  • 焼成時間の 2/3が過ぎるまで
    オーブンは開けない
  • 特に電子オーブンは
    開けると10〜20℃下がることも

見たくて開けてたけど…パンには良くないんですね

おこめちゃん
おこめちゃん

うん

焼くの頑張ってるタイミングだからね〜

よっちゃん先生
よっちゃん先生

オーブン扉を開けたとしても、すぐに!!締める!!は徹底してね

よっちゃん先生
よっちゃん先生

わかりました!

おこめちゃん
おこめちゃん

③温度変更するなら「高温→低温」

オーブンの温度を
もし途中で変更するなら高→低が正解

これはパン作り全体の
セオリーです!!

  • 高温から入る
  • 必要に応じて下げる

という流れが基本です

ちょっと待ってください…!

途中で温度を下げるんですか?
なんで温度を変える必要があるんでしょう?

おこめちゃん
おこめちゃん

温度を下げるのは、
例えばこんなときだよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

・パンの表面が焦げそう
・焼き色をつけすぎたくない
・白っぽく焼きたいパン

カラフルなパンは
むしろ茶色く焼けてほしくないパンですね
焼き色がつきそうになったら
温度を下げて焼く

こういうパンは
焼きすぎを防ぐための調整として
温度を少し下げることがあるんだ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

なるほど…!

最初から温度を下げて焼くわけじゃないんですね

おこめちゃん
おこめちゃん

そうそう。
もし途中で温度を調整するなら

高温 → 必要に応じて低温

この順番が基本だよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

⭕️ 良い例

200℃→180℃に途中で下げる

悪い例

180℃→200℃に途中で上げる

ちなみに…途中で
温度を上げるのはダメなんです?

おこめちゃん
おこめちゃん

途中から高温にすると、
中の水分が抜けてパンがカサカサになるの

よっちゃん先生
よっちゃん先生
広島ママトリコ
焼けてはいるけど
水分が抜けきって乾燥した食感に

そうだったのか〜

焼き色が足りないから
後半で温度上げる…やりそうでした…

おこめちゃん
おこめちゃん

それ、気持ちはわかるけど
パンが固くなるからやめてね💦

よっちゃん先生
よっちゃん先生

基本のオーブン温度設定

ここでオーブンの
温度設定を改めて整理するよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

オーブンの取扱説明書って
読んでなかったし…

せっかくなので知りたいです!

おこめちゃん
おこめちゃん
基本設定の考え方

米粉パンの場合、まずは

  • レシピ指定温度
  • もしくは
    +10〜20℃高め

からスタートするのがおすすめです

家庭オーブンは機種差が大きいため
レシピ温度=絶対ではありません

理由はシンプル。

  • 表示温度どおりに庫内が上がっていない
  • 焼き始めの温度不足を防ぐため

です

さらに、米粉パンは

グルテンフリー
=表面に膜(グルテン)がない
=生地の骨格が弱い

という特徴があります

そのため、焼き始めにしっかり熱を入れて
表面を早く固めることがとても大事
!!

最初からしっかり熱が入ることで
チーズの色付きもよくなります

最初の温度が低いと

  • 生地が広がりやすい
  • 焼き色がつきにくい

という状態になりやすいです
=生地の骨格がよわい

だからこそ表面を固めるために、熱をいれることは最重要なんです

📌 例

  • レシピ:180℃
  • 実際の設定:190〜200℃

必ずしも全員が上げる必要はありません
「焼き色が出にくい人向け」の調整だよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

予熱の基本

なぜ予熱が重要?

予熱230

予熱が足りないと、

  • 焼成スタート時に温度が落ちる
  • 表面が温まる前に中だけ火が通る

という状態になりやすいです

その結果

  • 外は焼けてるけど
  • 中が生焼け

になりやすいです

中心部だけねちっと餅

予熱のポイント

  • 予熱完了表示が出て
    すぐパンを入れない
  • 2〜5分ほど余分に待つ

これだけで、
焼き始めの安定感が変わります

予熱って、表示が出たら終わりだと思ってました

おこめちゃん
おこめちゃん

予熱完了してすぐ焼いてもいいけど、
火力が弱いオーブンは生焼けにあることもあるからね

まずはレシピ温度で焼いて、

思った仕上がりにならなかったら
予熱温度を10~20℃上げる
といいよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

予熱温度だけ
10~20℃上げるんですか?

焼成温度は上げない?

おこめちゃん
おこめちゃん

まずは予熱温度だけ上げてみて。

それでも焼き足りないなら
次回から予熱も焼成も10~20℃あげるといいよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生
オーブンの段と位置の考え方
  • 上段に近いほど
    → 上火が当たりやすい
  • 下段に近いほど
    → 下火が中心

焼き色をつけたい場合は、

  • 上段を選ぶと、表面の色づきがよくなります

※これも必須の項目ではありません。焼き色をつけたい人の「調整案」のひとつです

オーブンメーカーの個性

最後に、とても大事なこと。

オーブンは、

  • メーカー
  • 機種
  • 使用年数

によって、
焼き色がかなり違います

いや〜これは分かりますね

ネットで見てると
うちの焼き色と違う…!

おこめちゃん
おこめちゃん
バルミューダの焼き色
日立オーブンの焼き色

さらに、

同じメーカーのオーブン同士でも
焼き色が若干変わる
ことも。

ええ!
同じ東芝オーブン持ってても
焼き色が変わるんですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

例えば毎日3回パン焼く人
1ヶ月に1回パン焼く人

どっちのオーブンの方が
たくさん稼動してる?

よっちゃん先生
よっちゃん先生

そりゃ毎日3回パン焼く方ですね!

おこめちゃん
おこめちゃん

その通り!

オーブンをよく稼動してると
ヒーターの立ち上がりがいい!

よくオーブン使う人の方が
焼き色が良い
って話は多いね

よっちゃん先生
よっちゃん先生

えー!それは意外です!

おこめちゃん
おこめちゃん

例えるなら…

毎日走ってる人は疲れにくいけど、

運動不足の人は
急には走れないのと一緒だね

よっちゃん先生
よっちゃん先生

なるほど…

よく使うオーブンの方が
焼き色がつきやすいんですね!

おこめちゃん
おこめちゃん

ただね〜

たくさんオーブン稼動するのも、悩みどころなのよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

どういうことですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

オーブンは消耗品だからね。
たくさん使えば使うほど、

劣化=焼き色が弱くなったり
故障のリスクも上がることもあるの

よっちゃん先生
よっちゃん先生

なるほど…
運動しすぎると、

体に負担がかかるのと一緒ですね…

おこめちゃん
おこめちゃん

だから、

  • 他の人の焼き色と比べすぎない
  • 自分のオーブンの傾向を知る

これが一番の近道です✨

Check List
このページのまとめ

米粉パンのオーブン設定は、

 予熱完了後も2~5分待つ

 表示温度は目安

 焼成前半は扉を開けない

 温度変更は高温→低温

 焼きが弱いなら予熱温度を10~20℃あげてみる

 それでも改善しないなら+焼成温度も10~20℃あげてみる

これだけで、
焼き色・仕上がりは大きく変わります

オーブン設定、
基本がなんとなく分かりました!

おこめちゃん
おこめちゃん

それはよかった!

もっと上達するためには…
前回とちがう温度で焼いてみると違いがわかってくるよ!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

どういう意味ですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

例えば前は200℃で焼いたけど
次は210℃で焼いてみるとかね。

温度を変えてみると
焼き色は変わってくるはず。
知識をつけるだけじゃなく、まずは焼いてみて!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

なるほど!

同じレシピでも
温度を少し変えて焼いてみると

焼き色の違いが
分かってくるってことですね!

おこめちゃん
おこめちゃん
何度も焼くとどんどん上達する✨

(応用)焼き色テクニック

「茶色いパンで焼き色つけたい」
そんな方は天板を入れたまま予熱するという選択肢があります

大前提として、

  • 一般的なパン作りでは
    天板を入れて予熱しません

コレが基本!

ただし、
焼き色をつけたい人向けの工夫 として、

  • 天板を入れたまま予熱する

という選択肢は「あり」なんです

天板を入れて予熱するとどうなる?

天板がしっかり温まる
焼き始めからパンに熱が入る
温度落ちを防ぎやすい


結果として
焼き色がつきやすくなります

📌 注意

  • 天板入れて予熱は必須ではありません
  • まずは通常の予熱でOK
  • 「どうしても焼き色が出ないとき」の調整案

なるほど…
オーブンの使い方って、
思っていたより大事なんですね。

でもよっちゃん先生…

じゃあ実際に焼き色をつけるには
他にも何かテクニックがあるんですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

いい質問!

今日説明したのは
オーブンの「基本設定」

実はね、
焼き色をつける具体的なテクニックが
10個あるよ!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

えっ!
そんなにあるんですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

「パンが白く焼けてしまう…」
「焼き色をつけたい!」そんな人は、次のページを読んでみよう♪

よっちゃん先生
よっちゃん先生

【米粉パン】焼き色をつけたい人のための完全ガイド

【米粉パン】焼き色をつけたい人のための完全ガイド
【米粉パン】焼き色をつけたい人のための完全ガイド
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