焼き色

第4章|よくある失敗・トラブル解決|焼き色がつかない

前川

パンを白く焼きたくない、
こんがり焼きたい人が読むページ

いつも白く焼けます
パンっぽくないです!

おこめちゃん
おこめちゃん

水分が多いからね。
米粉でつくったパンは、そもそも焼き色は出にくいよ

よっちゃん先生
よっちゃん先生

前提として、
米粉パンは白く焼けやすいという特徴があります


それでも絶対に「茶色に焼きたい」
そんな人だけ読んでいきましょう

まずは今の状態を確認しよう

簡易診断

今の状態に一番近いものを押してください

あ、私これでした!

じゃあ
次に何をすればいいんですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

次は「原因」と「次にやること」を
早見表で確認してみよう

よっちゃん先生
よっちゃん先生

焼き色がつかないとき|次にやること早見表

まずは下の早見表で「当てはまっているもの」を探してみよう

よっちゃん先生
よっちゃん先生
Q
焼き色がつかないって、どういう状態?

米粉パンでよくあるのが、

・全体的に白い
・うっすらしか色がつかない
・場所によって色ムラがある
・冬だけ、急に色が出なくなる

中まで火は通っているのに、
見た目だけが「焼けていない気がする」

この状態を、
このページでは
「焼き色がつかない」と呼びます。

【写真①|焼き色が薄い米粉パンの全体写真】
・白っぽい
・焼き色が淡い
・でも形は保っている

焼き色がつかなかったら、まずここを見る

最初に確認してほしいのは、

・焼成時間
・焼成温度

よりも先に、

「どんな白さか」
です。

焼き色がつかない理由は、
白さの出方で方向が分かれます。

Q
なぜ米粉パンは焼き色がつきにくい?

米粉パンは、

・水分量が多い
・糖やたんぱく質が少ない

そのため、
小麦パンのような焼き色は出にくい

詳しい理由は
▶ 焼き色がつきにくい理由
で解説しています。

焼き色がつかないときの【早見表】

今の状態(近いのはどれ?)まず考える原因次回やること
全体が白いオーブンが温まっていない予熱or焼成温度を10~20℃あげる
表面だけ白い予熱・段天板の位置を上げる
予熱or焼成温度を10~20℃あげる
ムラがある天板・置き場所天板を予熱する
改善しないなら焼き時間1/3のタイミングで天板をひっくり返す
季節がいま冬① 生地が冷えている
② オーブンが温まっていない
生地が冷えないうちに成形をおわらせる/予熱or焼成温度を10~20℃あげる
何をしても白い白い材料系を使っている茶色い材料系に変える

当てはまるタブを開くと
「原因」と「対処」が詳しく分かるよ!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

▼当てはまるタブを開いてね▼

全体的に白い
表面だけ白い
ムラがある
季節がいま冬
何をしても白い

全体的に白く、焼き色がほとんどない

表も、裏も白い!
中が焼けているので
生焼けではない。

今の状態
パン全体が白っぽく、
焼き色がほとんど出ていない。

【写真②|全体が白い焼き上がり】

考えられる方向
・水分量が多い
・予熱が足りていない

今すぐやる行動
・焼成時間を1〜2分延ばす
・次回は予熱をしっかり取る

👉 理由の詳しい解説は
**「焼き色がつきにくい理由」**へ

表面だけ焼き色がつかない

見た目は白っぽい
裏をみたら
焼き色がついている!

いま起きていること
→ 中は焼けている
→ でも表面のみ白い

中は焼けているので問題はないけど…
焼き色を茶色に濃くしたいです!

おこめちゃん
おこめちゃん

上からの火力が弱いオーブンの可能性もあるね

オーブンをしっかり温めたら解決するよ!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

次回の改善ポイント

  • 予熱温度を10~20℃あげる
  • 天板を1段上へ
  • それでも改善しないなら焼成温度も10~20℃あげる
  • 次回は天板も一緒に予熱

設定の考え方は
「オーブン設定の基本」へ

【米粉パン】失敗しないための「オーブン設定の基本」|温度・予熱・天板の考え方をやさしく整理
【米粉パン】失敗しないための「オーブン設定の基本」|温度・予熱・天板の考え方をやさしく整理

ちなみに・・・

よっちゃん先生
よっちゃん先生

白い筋が入る場合

もやもやしたような
白い筋が見えるパン

これはオーブンの焼きが弱いのではありません

パンの水分量がすくないこと
表面の油ぬり量がすくないこと


どちらかで起こる現象です

パンに写真のような白い筋が出たら、
次回はパンの水分量を小さじ1/2単位で増やすか、
表面の油ぬりの量をふやしてね!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

一部だけ焼き色がついて、ムラがある

今の状態
片側だけ色が濃い
場所によって焼き色が違う。

【写真⑤|焼き色ムラのあるパン】

考えられる方向
・天板が冷えている
・庫内のクセ

今すぐやる行動
・天板を入れたまま予熱
・途中で向きを変えない

👉 詳細は
**「オーブン設定の基本」**へ


ムラがある

大型パン(左)と小型パン(右)
大きさに差があると
焼きむらの原因に!

冬になると、急に焼き色が出なくなる

今の状態
同じレシピなのに、
冬だけ焼き色が薄い。

【図解①|夏と冬の生地温度比較】

考えられる方向
・生地温度が低い
・発酵が弱い

今すぐやる行動
・発酵温度を意識する
・焼成前の生地温度を上げる

👉 理屈は
**「焼き色がつきにくい理由」**へ

レシピ通りなのに、毎回焼き色が薄い

今の状態
条件を変えても、
毎回白っぽい。

考えられる方向
・そもそも焼き色が出にくい設計

今すぐやる行動
・焼き方ではなく、設計を見直す

👉 具体策は
**「焼き色をつける考え方」**へ

成形パンの場合

成形パン|焼き色がつかない実例

成形パン|もう少し焼き色をつけたい

全体が白い

原因
・水分多め

対策
・焼成時間を少し延ばす

成形パン|焼きムラがある

上が白い

原因
・段が低い

対策
・上段で焼く

食パンの場合

おこめちゃん
食パンも白いままです…。

よっちゃん先生
型が熱を遮るからね。

食パン|焼き色がつかない実例

食パン|

側面が白い

原因
・型の影響

対策
・焼成時間を調整

食パン|

上が薄い

原因
・上火不足

対策
・段を上げる

マフィン型パンの場合

おこめちゃん
色が全然出ません。

よっちゃん先生
小さいほど出にくいよ。

マフィン型パン|焼き色がつかない実例

全体が白い

原因
・水分多め

対策
・焼成を延ばす

フライパンで焼くパンの場合

おこめちゃん
フライパンは
焼き色が難しいです…。

よっちゃん先生
火と油の影響が大きいね。

フライパン|焼き色がつかない実例

フライパン|

白いまま

原因
・火が弱い

対策
・火加減を調整

次に読むなら

▶ 焼き色がつきにくい理由
▶ 焼き色をつける考え方
▶ オーブン設定の基本

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