パン作りの基本

★STEP1「作る前の準備」

前川

米粉パンを安定させるために、最初に整えておきたいこと

米粉パン作りで、
実は一番差が出やすいのが
作り始める前の準備です

え!まだ何も作ってないのに?!

おこめちゃん
おこめちゃん

準備が整っていないと、
思い通りのパンが焼けないよ!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

そもそも準備って何ですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

このページでは、

米粉パンを作る前に
必ず確認しておきたい準備の考え方を整理します!

米粉パンは「途中で調整」が難しい?!

小麦パンの場合、
途中でこね直したり、


粉を足したりして
調整しやすい特徴があります

え!小麦パンって修正しやすいんですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

そうだね
小麦パンは乾燥にも強いしね

よっちゃん先生
よっちゃん先生

よっちゃん先生は
依頼があれば出張にも行くのですが

子供がずーっとのんびり成形できるのは小麦パン!

小麦パンは乾燥に強い!
空気にさらしていても固くなりにくい。
これもグルテン膜に守られるからこそ✨

米粉パンはどうなんですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

素早く作らないと固くなりやすいよ!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

米粉パンは、

  • 水分を一気に吸う
  • 状態が変わりやすい

という性質があります

手際よく行うと
乾燥する前に焼けるので
ふわふわパンになります

だからこそ、
作り始める前に準備しておくことがとても大切!

始めてから何とかしよう、が通用しにくいんですね

おこめちゃん
おこめちゃん

そう。準備が、そのままパンの仕上がりにつながる

よっちゃん先生
よっちゃん先生

さあ準備してみよう!

まず整えたいのは「材料」

作る前に、
次のことを確認してください。

  • どの米粉を使うか
  • サイリウムあり/なし
  • イーストの種類

ここが曖昧なまま始めると、
途中で生地の状態が変わっても、
理由がわからなくなります。

特に大切なのは、
毎回コロコロ使う米粉を使っていないか

えーー!
いろんなパン作りたいから
毎日ちがう米粉使ってます

おこめちゃん
おこめちゃん

うーん、絶対だめではないよ

でも、パン用米粉でいったん続けてみる!とか
米の粉で続けてみる!とか…

米粉パンにまだ慣れていないうちは
同じ粉で何度も練習した方が上達は早いね

よっちゃん先生
よっちゃん先生

テニス初心者が

毎日ラケットを変えていたら
上達しにくいですよね

まず

同じラケットで練習

感覚が分かってきたら
違うラケットでも打てる

米粉パンも同じです✨

まずは同じ米粉の種類で
繰り返し作ってみよう!
感覚がつくのが早くなります
check

初めての米粉や、
久しぶりの材料を使うときは、

・今日は水分を○g増やした
・今日はイーストをかえた

など、メモしておくと次作る時に自分の助けになるよ!

「今日は前回つくったときとここの条件が違う!」と自分で意識しておくだけで、
パンの仕上がりが変わった時に原因がわかりやすくなります

Q
[パン用の米粉]

迷ったら、まずはパン用米粉を選びましょう。

米粉売り場には
「パン用」「料理用」など、いくつか種類が並んでいます。

家庭で米粉パンを始めるなら、
まずはパン用米粉がおすすめ。

理由はシンプル!

✔ 膨らみやすい
✔ パン作り専用の米粉だから失敗しにくい

料理用米粉も使えますが、
その場合は水分量を自分で調整する必要があり、
最初は少し難しく感じやすくなります。

最初のうちは、
迷わずパン用米粉
この選び方で大丈夫です。

※ レシピに書かれている水分量を
そのまま使いやすいのも、パン用米粉のメリットです

Q
[サイリウム]

米粉パンの“生地をまとめる役”がサイリウムです。

米粉には、小麦のようなグルテンがありません。
そこで必要になるのが、サイリウム

サイリウムは、
✔ 生地をまとめる
✔ 形を保ちやすくする
✔ ふんわり感を支える

大切な役割をしています。

→使うときのポイント
・必ず分量を正確に計る(0.1g単位)
・入れすぎない/少なすぎない

サイリウムは少量でも
生地の状態が大きく変わる材料です。

そのため、
0.1g単位ではかれるスケールを使うのがおすすめ。

Q
[イースト]

米粉パンには「ドライイースト」をお勧めします

愛用している赤サフ。
発酵する力が強く
パンが膨らみやすい

スーパーで売られているドライイーストでもOK!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

特別なイーストを用意する必要はありません。

使う時のポイント

・賞味期限が切れていないか
・開封後、1ヶ月以上たっていないか
・高温多湿な場所で保管したものは❌

イーストはとても繊細で、
古くなると発酵の力が弱くなります。(パンが膨らみにくくなる)

「レシピ通りなのに膨らまない…」
そんな時は、
イーストの保存方法をチェック!

▶︎正しいイースト保存方法を動画で見る

イースト保存は、
密閉して冷蔵庫 or 冷凍庫がおすすめです。

↓スマホのかたは右へスクロール

使う目安保存場所保存方法使い方
1ヶ月以内に使う冷蔵庫タッパー使う分のみ出す
しばらく使わない冷凍庫(冷凍してもサラサラのまま使用できます)袋ごと保管+チャック付きの保存袋で空気を抜き密閉使う分のみ出す

よっちゃん先生!

冬にパン作ったとき膨らみが悪かったんですけど…

おこめちゃん
おこめちゃん

中に冷たい具材入れなかった?

よっちゃん先生
よっちゃん先生

そういえば冷蔵庫にあったチーズをいれました!

おこめちゃん
おこめちゃん

それが原因だね!
冷蔵庫から出したての冷た〜いチーズの冷えが、
パン生地にうつってスムーズに発酵できなかったんだよ

特に冬はただでさえ
パン生地が冷たくなりやすいしね

よっちゃん先生
よっちゃん先生
Q
[ 冬は具材の冷えに注意?! ]

パン生地の中に
チーズやソーセージなどの具材を包むとき、

具材の「冷え」
そのままパン生地に伝わってしまうことがあります。

冷たい具材
 ↓
生地の温度が下がる
 ↓
発酵の進みがゆっくりに
 ↓
「膨らみが悪い…?」

という流れ、
冬のパン作りではとっても起こりやすいんです。

解決策はシンプル。

ソーセージやチーズなど
パン生地の中・上に使う具材は、

→パン作りを始める20分くらい前
冷蔵庫から出しておくだけ。

これだけで
生地の温度が下がりにくくなり、
発酵もスムーズに進みやすくなります

ちなみに夏は、
室温自体があたたかいので
基本的に事前に出しておく必要はないよ!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

「材料は同じなのに、今日はなんだか膨らまない…」
そんな時は、
具材の温度をあげることを意識してくださいね。

計量は0.1g単位ではかれるスケールを

米粉パンでは、
計量のブレが
そのまま生地の状態に出ます

おすすめは、
0.1g単位ではかれるデジタルスケールです。

Q
[パン作りにおすすめのスケール]

10年以上パンを作り続けて、
一番つかいやすいスケールを紹介します。

・0.1g単位ではかれる
・防水タイプ

機器の丈夫さを優先するなら
1000円以上のスケールがおすすめです。

特にはかり台が取り外せるタイプは、汚れても拭き取りやすくおすすめです!

水と室温を意識する
人肌くらいのぬくもりまで温めておく

米粉は、
水の影響をとても受けやすい粉です

そのため、

部屋が極端に暑くないか
水が冷たすぎないか
部屋が極端に寒くないか

ここを意識してみましょう

特に冬は、
材料が冷えたまま始めると生地が固くなることがあります

室温をいちいち調べるなど
完璧に管理しなくてよいですが、
「今日は寒いな」「今日は暑いな」

と、気づいておくことが大切!

Q
[夏はここに注意!]

夏の仕込み水は、冷水〜常温を使いましょう。

室温が高い夏は、
何もしなくても生地の温度が上がりやすく、
発酵が一気に進んでしまいます。

✔ 生地がベタつく
✔ 膨らみすぎて形が決まらない
✔ 焼くとダレてしまう

こんな状態が出やすいのも、夏の米粉パンあるある。

夏の仕込み水は


・水道から出したばかりの水
 または
・冷蔵庫で冷やした水をそのまま使う

※ぬるま湯にする必要はありません。

仕込み水の温度を下げるだけで、
生地全体の温度が上がりにくくなり、
過発酵を防ぎやすくなります。

「今日は暑いな」と感じた日は、
水を冷水〜常温にする
それだけでOKです!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

Q
[冬はここに注意!]

冬は「具材」と「ボウル」を冷やさない!

気温が低い冬は、
材料や道具の冷えが、そのまま生地の温度に影響します。

👉 冬にやることは、この2つだけ。

① 具材は使う20分前には冷蔵庫から出す
チーズやソーセージなどの具材は、
冷えたまま使うと、生地の温度を一気に下げてしまいます。

冷たい具材

生地の温度が下がる

発酵が進みにくくなる

「なんだか膨らまない…」

これを防ぐために、
パン作りを始める20分ほど前に冷蔵庫から出す。

手で触って「ひんやりしない」状態になっていれば安心です。

② ボウルは冷たいまま使わない

冬のステンレス製ボウルは、
触るとキンキンに冷えていることがあります。

→使う前に
お湯でさっと洗い、水気を拭き取ってから使いましょう。


ポリカーボネート製やプラスチック製のボウル
一年を通して温度が安定しやすく、
特別な準備をしなくても使いやすい素材です!!

冬の米粉パン作りは、
「温める」よりも
冷やさないことがポイント!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

「今日は寒いな」と感じたら、
まずは
具材を出す・ボウルを温める
この2つをしてから始めてみてください。

道具は「使える状態」にしておく
ボウルとヘラは必須!
ヘラがなければしゃもじもOK

作り始めてから、

  • ボウルが足りない
  • ゴムベラが見当たらない
  • 型にクッキングシート敷いてない

こうなると、
焦りが生まれます💦

米粉パン作りでは、
焦ると判断が雑になりがち。

そこで、

  • 道具は出しておく
  • 型は準備しておく

「すぐ使える状態」にしてから
スタートしましょう

特に忘れがちなのは、型にクッキングシートを敷く準備!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

サイリウムなしで型に流し込む場合は、
パンの型にクッキングシートを敷いておきましょう

パン生地を流し込む型を用意する場合は、
ケーキ型でも、パウンド型でもOK!

クッキングシートの敷き方📹

▶︎ ぴったりはまる「パウンド型」のシートの敷き方
▶︎ ぴったりはまる「食パン型」のシートの敷き方
▶︎ ぴったりはまる「マフィン型」のシートの敷き方
▶︎ ぴったりはまる「丸型」のシートの敷き方

作り始める前に確認したい3つのこと

米粉パンは、作り始める直前に3つを確認すれば大丈夫。

  1. 材料はそろっている?
  2. 計量は終わっている?
  3. 道具はすぐ使える?

この3つが整っていれば、
生地づくりに集中できる状態です✨

冬の材料の冷えは
考えたことがありませんでした!

おこめちゃん
おこめちゃん

そうだね、具材の冷え=パンの冷えにうつる!

秋冬は特にパン生地が冷えやすいから、

具材は冷蔵庫から早めに出したり
道具を一度お湯でさっと洗う
などして工夫しよう

よっちゃん先生
よっちゃん先生
散らばりやすい粒ジャムや
チョコチップはタッパーや皿にいれると
子供も使いやすい

作る前の準備は「工程の一部」

準備を丁寧にすると、

  • 生地の変化に気づける
  • 失敗の原因に気づける
  • 同じレシピでも安定する✨

という土台ができますよ!

パンを作る前の準備はわかりました!
次は何をすればいいですか?

おこめちゃん
おこめちゃん

準備の基本はおさえたね。
次は生地づくり!

早速米粉パンをつくってみよう!

よっちゃん先生
よっちゃん先生

次の工程「生地づくり」へ進む

★STEP2「生地づくり」
★STEP2「生地づくり」

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