★STEP1「作る前の準備」
米粉パンを安定させるために、最初に整えておきたいこと
米粉パン作りで、
実は一番差が出やすいのが
作り始める前の準備です

え!まだ何も作ってないのに?!

準備が整っていないと、
思い通りのパンが焼けないよ!

そもそも準備って何ですか?

このページでは、
米粉パンを作る前に
必ず確認しておきたい準備の考え方を整理します!
米粉パンは「途中で調整」が難しい?!

小麦パンの場合、
途中でこね直したり、
粉を足したりして
調整しやすい特徴があります
え!小麦パンって修正しやすいんですか?

そうだね
小麦パンは乾燥にも強いしね

よっちゃん先生は
依頼があれば出張にも行くのですが
子供がずーっとのんびり成形できるのは小麦パン!

空気にさらしていても固くなりにくい。
これもグルテン膜に守られるからこそ✨
米粉パンはどうなんですか?

素早く作らないと固くなりやすいよ!

米粉パンは、
- 水分を一気に吸う
- 状態が変わりやすい
という性質があります

乾燥する前に焼けるので
ふわふわパンになります
だからこそ、
作り始める前に準備しておくことがとても大切!
始めてから何とかしよう、が通用しにくいんですね

そう。準備が、そのままパンの仕上がりにつながるよ

さあ準備してみよう!
作る前に、
次のことを確認してください。
- どの米粉を使うか
- サイリウムあり/なし
- イーストの種類

ここが曖昧なまま始めると、
途中で生地の状態が変わっても、
理由がわからなくなります。
特に大切なのは、
毎回コロコロ使う米粉を使っていないか。
えーー!
いろんなパン作りたいから
毎日ちがう米粉使ってます

うーん、絶対だめではないよ
でも、パン用米粉でいったん続けてみる!とか
米の粉で続けてみる!とか…
米粉パンにまだ慣れていないうちは
同じ粉で何度も練習した方が上達は早いね

テニス初心者が
毎日ラケットを変えていたら
上達しにくいですよね
まず
同じラケットで練習
感覚が分かってきたら
違うラケットでも打てる
米粉パンも同じです✨

繰り返し作ってみよう!
感覚がつくのが早くなります
「今日は前回つくったときとここの条件が違う!」と自分で意識しておくだけで、
パンの仕上がりが変わった時に原因がわかりやすくなります
- [パン用の米粉]
-
リンクリンクリンク
迷ったら、まずはパン用米粉を選びましょう。
米粉売り場には
「パン用」「料理用」など、いくつか種類が並んでいます。家庭で米粉パンを始めるなら、
まずはパン用米粉がおすすめ。理由はシンプル!
✔ 膨らみやすい
✔ パン作り専用の米粉だから失敗しにくい料理用米粉も使えますが、
その場合は水分量を自分で調整する必要があり、
最初は少し難しく感じやすくなります。最初のうちは、
→迷わずパン用米粉
この選び方で大丈夫です。※ レシピに書かれている水分量を
そのまま使いやすいのも、パン用米粉のメリットです
- [サイリウム]
-
リンクリンク
米粉パンの“生地をまとめる役”がサイリウムです。
米粉には、小麦のようなグルテンがありません。
そこで必要になるのが、サイリウム。サイリウムは、
✔ 生地をまとめる
✔ 形を保ちやすくする
✔ ふんわり感を支える大切な役割をしています。
→使うときのポイント
・必ず分量を正確に計る(0.1g単位)
・入れすぎない/少なすぎないサイリウムは少量でも
生地の状態が大きく変わる材料です。そのため、
0.1g単位ではかれるスケールを使うのがおすすめ。
- [イースト]
-
米粉パンには「ドライイースト」をお勧めします

愛用している赤サフ。
発酵する力が強く
パンが膨らみやすいスーパーで売られているドライイーストでもOK!

特別なイーストを用意する必要はありません。
イーストはとても繊細で、
古くなると発酵の力が弱くなります。(パンが膨らみにくくなる)「レシピ通りなのに膨らまない…」
そんな時は、
イーストの保存方法をチェック!
▶︎正しいイースト保存方法を動画で見る↓スマホのかたは右へスクロール
使う目安 保存場所 保存方法 使い方 1ヶ月以内に使う 冷蔵庫 タッパー 使う分のみ出す しばらく使わない 冷凍庫(冷凍してもサラサラのまま使用できます) 袋ごと保管+チャック付きの保存袋で空気を抜き密閉 使う分のみ出す
よっちゃん先生!
冬にパン作ったとき膨らみが悪かったんですけど…

中に冷たい具材入れなかった?

そういえば冷蔵庫にあったチーズをいれました!

それが原因だね!
冷蔵庫から出したての冷た〜いチーズの冷えが、
パン生地にうつってスムーズに発酵できなかったんだよ
特に冬はただでさえ
パン生地が冷たくなりやすいしね

- [ 冬は具材の冷えに注意?! ]
-
パン生地の中に
チーズやソーセージなどの具材を包むとき、
具材の「冷え」が
そのままパン生地に伝わってしまうことがあります。冷たい具材
↓
生地の温度が下がる
↓
発酵の進みがゆっくりに
↓
「膨らみが悪い…?」という流れ、
冬のパン作りではとっても起こりやすいんです。解決策はシンプル。
ソーセージやチーズなど
パン生地の中・上に使う具材は、→パン作りを始める20分くらい前に
冷蔵庫から出しておくだけ。これだけで
生地の温度が下がりにくくなり、
発酵もスムーズに進みやすくなります
ちなみに夏は、
室温自体があたたかいので
基本的に事前に出しておく必要はないよ!
「材料は同じなのに、今日はなんだか膨らまない…」
そんな時は、
具材の温度をあげることを意識してくださいね。
米粉パンでは、
計量のブレが
そのまま生地の状態に出ます
おすすめは、
0.1g単位ではかれるデジタルスケールです。
- [パン作りにおすすめのスケール]
-
リンク
10年以上パンを作り続けて、
一番つかいやすいスケールを紹介します。
・0.1g単位ではかれる
・防水タイプ
機器の丈夫さを優先するなら
1000円以上のスケールがおすすめです。


米粉は、
水の影響をとても受けやすい粉です
そのため、
部屋が極端に暑くないか
水が冷たすぎないか
部屋が極端に寒くないか
ここを意識してみましょう
特に冬は、
材料が冷えたまま始めると生地が固くなることがあります

室温をいちいち調べるなど
完璧に管理しなくてよいですが、
「今日は寒いな」「今日は暑いな」
と、気づいておくことが大切!
- [夏はここに注意!]
-
夏の仕込み水は、冷水〜常温を使いましょう。

室温が高い夏は、
何もしなくても生地の温度が上がりやすく、
発酵が一気に進んでしまいます。✔ 生地がベタつく
✔ 膨らみすぎて形が決まらない
✔ 焼くとダレてしまうこんな状態が出やすいのも、夏の米粉パンあるある。
夏の仕込み水は
・水道から出したばかりの水
または
・冷蔵庫で冷やした水をそのまま使う※ぬるま湯にする必要はありません。
仕込み水の温度を下げるだけで、
生地全体の温度が上がりにくくなり、
過発酵を防ぎやすくなります。「今日は暑いな」と感じた日は、
水を冷水〜常温にする
それだけでOKです!
- [冬はここに注意!]
-
冬は「具材」と「ボウル」を冷やさない!
気温が低い冬は、
材料や道具の冷えが、そのまま生地の温度に影響します。👉 冬にやることは、この2つだけ。
① 具材は使う20分前には冷蔵庫から出す
チーズやソーセージなどの具材は、
冷えたまま使うと、生地の温度を一気に下げてしまいます。冷たい具材
↓
生地の温度が下がる
↓
発酵が進みにくくなる
↓
「なんだか膨らまない…」これを防ぐために、
パン作りを始める20分ほど前に冷蔵庫から出す。
手で触って「ひんやりしない」状態になっていれば安心です。② ボウルは冷たいまま使わない
ポリカーボネート製やプラスチック製のボウルは
一年を通して温度が安定しやすく、
特別な準備をしなくても使いやすい素材です!!冬の米粉パン作りは、
「温める」よりも
冷やさないことがポイント!
「今日は寒いな」と感じたら、
まずは
具材を出す・ボウルを温める
この2つをしてから始めてみてください。

ヘラがなければしゃもじもOK
作り始めてから、
- ボウルが足りない
- ゴムベラが見当たらない
- 型にクッキングシート敷いてない
こうなると、
焦りが生まれます💦
米粉パン作りでは、
焦ると判断が雑になりがち。
そこで、
- 道具は出しておく
- 型は準備しておく
「すぐ使える状態」にしてから
スタートしましょう
特に忘れがちなのは、型にクッキングシートを敷く準備!

サイリウムなしで型に流し込む場合は、
パンの型にクッキングシートを敷いておきましょう

ケーキ型でも、パウンド型でもOK!
クッキングシートの敷き方📹
▶︎ ぴったりはまる「パウンド型」のシートの敷き方
▶︎ ぴったりはまる「食パン型」のシートの敷き方
▶︎ ぴったりはまる「マフィン型」のシートの敷き方
▶︎ ぴったりはまる「丸型」のシートの敷き方
作り始める前に確認したい3つのこと
米粉パンは、作り始める直前に3つを確認すれば大丈夫。
- 材料はそろっている?
- 計量は終わっている?
- 道具はすぐ使える?
この3つが整っていれば、
生地づくりに集中できる状態です✨

冬の材料の冷えは
考えたことがありませんでした!

そうだね、具材の冷え=パンの冷えにうつる!
秋冬は特にパン生地が冷えやすいから、
具材は冷蔵庫から早めに出したり
道具を一度お湯でさっと洗うなどして工夫しよう


チョコチップはタッパーや皿にいれると
子供も使いやすい
作る前の準備は「工程の一部」
準備を丁寧にすると、
- 生地の変化に気づける
- 失敗の原因に気づける
- 同じレシピでも安定する✨
という土台ができますよ!
パンを作る前の準備はわかりました!
次は何をすればいいですか?

準備の基本はおさえたね。
次は生地づくり!
早速米粉パンをつくってみよう!

