第3章|焼き方のコツ|成形パンの焼き方
成形パンは、
丸めたり形を整えたりしてから焼くパンです
丸めて作った成形パンもあれば…


生地を分割してそのまま焼く
切りっぱなしパンもあるよ


そのまま焼く切りっぱなしパン
このサイトでは”リュスティック”
レシピとして紹介しています
見た目がパンらしく、
仕上がりの満足感も高いパン✨
この成形パンが安定するポイントは、
「焼成で形をしっかり固定すること」
ここを押さえれば、
成形パンは毎回、同じ仕上がりに近づきます
成形パンは「パンを作ろう!」って思った時に、一番に思い浮かぶパンですね
楽しみです✨


このページでは、
- 成形した形を崩さず
- 中までしっかり火を通し
- ふわっと/カリッと仕上げる
そんな
成形パンの焼き方の基本を整理します
[基本] 成形パンの焼き方
王道のオーブンで焼く方法と
フライパンで焼く方法を見ていこう!
まずはオーブンで焼く方法だよ

🔥 焼き時間の目安(成形パン × オーブン)
| パンのタイプ | 温度 | 時間 |
|---|---|---|
| 成形パン(ソフト) | 160〜200℃ | 13〜15分 |
| 成形パン(ハード) | 200〜250℃ | 13〜15分 |
※ここに書いてい数字は
「このあたりから考えると失敗しにくい」目安です
オーブンの個体差・生地状態で前後します
※パン屋さんで販売される、一般的な大きさでの焼成時間です
ソフトパン、
ハードパンって何ですか?

ソフトパンはふわふわ食感、
ハードパンは外がカリカリで中がふわっとした食感のパンだよ


どっちも美味しいやつ〜!
大体焼く時の温度目安ってあるんですか?

パンの大きさやオーブンの火力によるけど
ソフトパンは200℃以下、
ハードパンは200℃以上で焼くといいよ


①オーブンの予熱
発酵がほぼ終わった状態で
オーブンの予熱を開始します

ハードパンは200℃以上目安
オーブンの予熱って
いつすればいいんですか?

オーブンの火力と季節で考えるといいよ!
火力が弱いオーブン/夏は8割、
火力が強いオーブン/冬は発酵が9割終わってから予熱を始めよう


予熱開始のタイミング

<①火力で考える場合>
| オーブンの火力 | 予熱を始めるタイミング | 理由・補足 |
|---|---|---|
| 火力が強いオーブン | 発酵が9割終わった時 | 予熱完了までが早いため、発酵の進みすぎを防ぐ |
| 火力が弱いオーブン | 発酵が8割終わった時 | 予熱に時間がかかるため、早めに予熱をスタートする |
※濃い焼き色をつけたい人は、「火力が弱い」欄をみてください
- オーブンでクッキーを焼いた時に白く焼ける人→火力が弱い欄を見る
- オーブンでクッキーを焼いた時に狐色に焼ける人→火力が強い欄を見る
<②季節で考える場合>
| 季節 | 予熱を始めるタイミング | 理由・補足 |
|---|---|---|
| 春・秋 | 発酵が8〜9割終わった時 | 春秋も寒暖差があるので ・肌寒いなら9割 ・暖かいなら8割 2パターンで考えます |
| 夏 | 発酵が8割終わった時 | 室温が高く、予熱中も発酵が一気に進みやすい |
| 冬 | 発酵が9割終わった時 | 室温が低く、発酵の進みが緩やか |
オーブンの火力/季節?
結局どっちを選べばいいですか?

火力が分からない人
→季節の表を見る
季節感が分からない人
→火力の表を見てね!
理解しやすい方を選んだらいいよ
焼いてみてから、温度は微調整すればいいからね


冬は天板も一緒に予熱もアリ

冷たい天板を使うと、
- 生焼けになりやすい
- 水分がこもり餅っぽい
原因になります
なんだか冬は焼けた感じが
パリッとしないな〜
そんな時は天板をオーブンに入れて予熱もアリです!

普通はオーブンの天板は入れずに
予熱を開始するものなんですか?

その通り!パンは基本的に天板をいれずに予熱 → 焼くときに天板にのるよ
でも家庭用オーブンは寒さに弱いの。
パリッと焼きたい、生焼けを防ぎたい時は天板を入れて予熱したらいいよ


②予熱完了後に仕上げ
予熱完了のアラームが鳴りました!
アラームが鳴ったら
仕上げをしていきます
仕上げって何ですか?

表面に油を塗るか、米粉を振りかけるよ
米粉パンはグルテンがないから
表面に何もコーティングがないとミイラ化してしまうの

- 予熱完了してから仕上げる理由
-
予熱完了してからすぐにパンを入れない理由は、オーブンの中をしっかり温めるため。
予熱完了アラームが鳴っても
すぐにパンは入れません確かに部屋がさむ〜い冬は、
同じ180℃で焼いても
夏に焼く時より
パンが真っ白に焼ける気がします!
その通り!
それに焼き色が弱いオーブンは
予熱してもオーブンが完全に温まるまで時間がかかる傾向だよ
「なんだか生焼け感があるな」
そんな場合は
予熱完了アラーム鳴ったあと、
少なくとも5分待ってから焼き始めよう

真っ白な灰「ミイラ化」になる


この違い!印象が変わりますね
油を塗ると見た目がいいですね

そうだね
だから大半の人が米粉パンに油を塗って焼くんだよね

パターン①油をぬる

小麦パンのような見た目
- お勧めの刷毛
-
米粉パンは、仕上げに油を塗ることが一般的です
毛筆よりもシリコン製の刷毛が、きれいに洗えてお勧めです
100円ショップにも売っていますが、
必ずしなりが良いものを買ってくださいリンクしなりが良いもの?


刷毛の先が固くないってことだよ
しなりが悪いと、
パンに刷毛の線の跡がついてしまうの
焼く前のパンって柔らかいからね〜
パターン②米粉をふる


粉をふった後、
包丁やカッター/カミソリで切り目を入れる
③焼成
焼成中、
最初の10分は絶対に開けません
途中で開けると、
- 庫内温度が一気に下がる
- 膨らみが止まる
原因になります!

パン屋さんサイズなら
15分もあれば十分焼けますよ
焼き色は「後半」で判断する
オーブンでは、
→焼き色は後半1/3で入る
これが普通です
「なかなか焼き色がつかない!」
「これって焼けてない?」
途中で不安になっても、
見た目の色だけで判断しないでくださいね
まずは焼き切ってみて、
焼けたパンの様子をみてから
次回の焼き温度を調整していくよ
(生焼け感アリなら
→次回は+10~20℃)

逆にもし焦げそうになったら
どうしたらいいですか?

火力が強いガスオーブンの人に多いね
焦げそうになったらアルミホイルをさっと被せて。
焦げそうになった時点で
焼き温度を10~20℃下げよう

④焼き上がりは爪楊枝でチェック

チェックポイントは、
- 表面が固まっている
- 底・側面まで火が入っている
中央がへこむ場合は、
焼成不足です
パン作りに慣れないうちは
必ず爪楊枝で焼けたかチェックするよ
でも慣れたら爪楊枝で確認も不要。
パンの裏側で判断するよ

パンの裏側で
何がわかるんですか?!



表よりも茶色になっていると
焼けているサインです
パンって表面よりも
天板と密着していた底面の方が焼き色が付きやすいんだ
裏側が茶色ければ「まあ焼けてそうね」と判断できるよ

じゃあ爪楊枝ささずに
裏側だけ見よっかな♪

さすがズボラのおこめちゃん…
慣れないうちは爪楊枝チェックしてね(笑)

⑤冷まし方

焼き上がったら、
- すぐ天板から外す
- 網の上で冷ます
パンからでる湯気…
蒸気をこもらせないことが大切です!

蒸気も逃すことが大事!
底がべたつくと餅になります
[フライパン] 成形パンの焼き方

次は、成形パンを
フライパンで焼く方法です!
成形パンはフライパンで焼けます。
オーブン焼きとは、見た目が違いますね
オーブンと見た目が違って
平べったいですね

そう
面が平たいのが普通だよ


チーズや具材つめると美味しい平焼きパン
フライパン焼きの前提
蓋はずっとつけたままで焼きます

フライパンは、
下からの熱しかないので
途中で表裏をひっくり返し、
両面どちらも焼くことが基本!
パン表面が乾燥しないように
蓋はずっとつけたまま焼きます
フライパン焼きは「蒸しながら、焼く」
これが基本です✨

実際の手順・写真つき解説はこちら♪


よくある失敗
ここではよくある失敗と
どうすれば成功するのか!
要点をサラっとまとめます
形が崩れる
→ 触りすぎ/返すのが早い
これはフライパンで
焼いたパンのあるある!


ひっくり返したことで形が崩れる
フライ返しに生地がくっつかなくなってからひっくり返すようにしよう!
膨らまない
→ 発酵または予熱不足/途中で開けた

レンジ発酵の時にお湯を入れたマグカップを
パンと一緒に置いておくと発酵が進むよ!
中が詰まる
→ 混ぜ不足/生地が冷えている

餅になる原因の大半は生地の混ぜ不足です
3分間混ぜる時はタイマーはかって!
それぞれ焼けた時はガッカリしちゃうけど…
なんだか原因が分かると気が楽ですね

そうだね✨
次なにすればいいのか分からないと
やる気も起きないしね!

失敗から成功への
具体的なビフォーアフターを知りたいです!

もちろん!
失敗実例をもっと詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてね

よくある失敗・トラブル解決
他のパンの焼き方を見たい方はこちら!

▼ 食パンの焼き方

