第3章|焼き方のコツ|食パンの焼き方
食パンは「中まで火が入ったか」が大事!

型に入れて焼くパンです
成形パンと違い、
焼いている途中の変化が
食パンは、ほとんど見えません‥

パンの様子がわからない…
確かに他のパンと違って
中が見えませんね!

だからこそ食パンは、
- 焼けているか不安になる
- 色が薄くて心配になる
- 途中で開けたくなる
そんな気持ちになりやすい!
確かに…
なんだか不安です…

大丈夫!
食パンは“見るポイント”を知っていれば、落ち着いて焼けるよ

このページでは、
食パンを餅化せず、安定して焼くための手順を
焼く直前〜冷ますまで、STEPで整理します
🔥焼き温度・焼き時間の目安(食パン)
| パン | 温度 | 蓋 |
|---|---|---|
| 基本の米粉食パン | 160℃ | 蓋あり…しっとり焼ける 蓋なし…カリッと焼ける |
焼き時間は35〜45分ほどです
※ここに書いているのは
「このあたりから考えると失敗しにくい」目安です
型のサイズ・オーブン差で前後します
焼き時間目安【型サイズ別】
| 型サイズ | 焼き時間目安 | メモ |
|---|---|---|
| 0.75斤 | 35分 | 基準 |
| 1斤 | 40分 | +5分 |
| 1.5斤 | 45分 | +10分 |
| 2斤 | 50分 | +15分 |
とりあえず一度焼いてみて、
生焼けか焼きすぎかどうかで
5分ずつ微調整していくよ

蓋ありなし、どう変わる?
食パンの型は
専属の蓋セットで売っていることが多いです


新しく食パン型を買うなら、
蓋つきを買った方がいいですか?

食パン型は、蓋つきで買った方が断然おすすめ!
蓋があると水分が外に逃げないから、
しっとりして美味しいっていう人が多いよ


蓋つきのほうが柔らかいパンになるんですね!
他に違いはありますか?

まず見た目が全然ちがうね!


右…食パンの蓋あり
山型のパンと、
四角いパンですね

そうだね
パン屋さんでいう「山食」と「角食」だね


右…食パンの蓋あり


どっちの食パンを焼くか迷います!

どちらで焼くか迷う時は
食べたい食感で選ぶといいよ!

カリッとが好きな人
- 食パンの耳が好き
- トースターでカリッと食べたい

180℃以上でカリッと焼き!
| パン | 焼き始め | 焼き終わり |
|---|---|---|
| 食パン(より香ばしく) | 予熱あり→蓋なし180℃焼成 | 焦げそうならアルミホイルを被せ、10~20℃下げて焼き切る |
| 食パン(耳だけカリッと) | 予熱なし→蓋あり180℃焼成 | 焼成後に蓋をはずし、表面のみ油を刷毛でぬって+追加5分焼く |
ふわふわが好きな人
- 食パンの耳なしがいい
- 耳もふわふわがいい
私もふわふわ大好きです!

美味しいよね〜♡


160℃でじっくり焼き!
| パン | 焼き方 |
|---|---|
| 食パン(耳もふわふわ) | 予熱なし→蓋あり160℃焼成 (蓋はとらずに焼き切る) |
低温で焼くからこそ、
しっとりした耳になります✨
[基本] 食パンの焼き方
①オーブンの予熱
予熱をして焼くか?
予熱せずに焼くか?
まず決めます!
予熱なしで焼くと「しっとり」
予熱ありで焼くと「カリッと」!

- 予熱ありで焼く場合
-
型の2倍量目安まであと2cmほど!
このタイミングで型ごとオーブンから出します
爪楊枝でつけた目安まで
あと少し…というタイミングを見計いますオーブンの予熱を開始

予熱が終わるまで
パンはキッチンで引き続き発酵をつづけます
冬は生地がぐんぐん冷えます
タオルを被せてあげると良いですね<オーブンに入れるタイミング>
- 型の2倍量目安まで生地が上がっている
- オーブンの予熱完了アラームが鳴った
2つが揃えばオーブンに入れるタイミングです
- 予熱なしで焼く場合
-
<オーブンに入れるタイミング>
- 型の2倍量目安まで完全に生地があがる
この発酵ピークまで
のんびりオーブンの中で発酵を続けます2倍量目安の印まで
生地のあがりを確認したら
爪楊枝で2倍の高さの印をつけます
(詳しくは基本の米粉食パンを参照)
爪楊枝の2倍印まで
生地があがっていることを確認さぁ予熱なしでオーブンで
焼くタイミングです
②クッキングシートを被せる
クッキングシートを
パン表面が全部見えなくなるサイズします
型の上から被せます

クッキングシートをかぶせる

蓋をきっちりしめします
- 付属の蓋がない場合
-
2パターンで解決できます
方法① 同じサイズの型をひっくり返してのせる
いちばん簡単!
同じサイズの型があれば、それを逆さにして上からのせるだけ。ズレないように、そっとセットするのがポイントです
特に100均のパウンドケーキ型で焼いてる人におすすめの方法です。
もう1つ同じ型を買っても、100円で済む!
方法② アルミホイルで蓋を作る

※ オーブンの熱風で飛ばされやすいので、
密着させるのが超重要!蓋ってやっぱりした方がいいんですかね?
蓋なしは微妙ですか?
いや、蓋なしでも焼いていいよ。
みみまで柔らかく焼きたい
しっとり仕上げたいそんな時は、蓋をしてね。
食べたい食感で決めよう!
あるもので工夫すれば、蓋なしでも食パンは焼けます
③焼成
焼き時間
焼成温度
オーブンでセットして焼き始めます

途中で色が気になる場合は、
上からの熱の当たり方を確認します

上の写真のように
蓋をつけずに食パンを焼く人は表面が焦げてないかたまにチェックしてね
特に火力が強いガス火の人は、
焼き時間の後半から焦げることもあるよ
焼き時間の後半にぐっと色がついてくるからね

焼き色がつきすぎそうなときは、
その時点で扉をあけ、
アルミホイルを素早くかぶせて調整します
電子オーブンの人は?

電気オーブンは、ガスと比べて火力が弱い。
あまり食パンが焦げるって少ないね
食パンって丸パンより大きいでしょ?
その分、火が中心まで届くのに時間がかかるから
表面だけ急に焦げることは少ないんだよ

④焼き上がりは爪楊枝でチェック
見た目で焼けたか判断しにくい時は
爪楊枝でチェックしましょう
表面を傷つけたくない場合は
側面から楊枝をさします
必ず中心部をさしてください
OKパターン(焼けている)

米のデンプンが溶けたものなので
焼けている証拠

焼けた証拠です
NGパターン(焼けていない)
食パンの焼き上がりは、
上の色よりも、側面と底を見ると分かりやすくなります

まだらに見えるけど…?

底に焼き色がついていることが多いです!
⑤冷まし方
焼き上がったら、
できるだけ早く型から外すよ!

型に入れたままだと、
余分な湿気がこもり、
底がべたつきやすくなります
まずは、
ドン!と台に1〜2回打ち付け
余分な蒸気を一気にだす
型からはずします

型ごと作業台に「ドンッ」と衝撃を与える

クッキングシートを剥がす
クッキングシートをはがします
網の上にのせて、全体をゆっくり冷まします

ほんのり温かい内に包みます!
おすすめはキッチンペーパー。
さらにラップで包みます


しっとり感が続く。
パンの耳を柔らかく食べたい人におすすめ!
なければサランラップでもOKです

丸ごとラップしておくと、
乾燥を防ぎやすくなります
スライスは、
5~6時間後がおすすめ。
早く切るとお米のデンプンが
包丁にくっついて切りにくいです
生地を落ち着かせてから切ってね!


まとめ|
食パンは、
- 2倍量目安で焼きに入る
- 予熱をしっかり行う
- 焼き上がりは爪楊枝チェック
- 粗熱がとれたら固まりごとラップ
この流れを守ることで、
翌日もおいしい食パンになります✨
食パンは、
「焼き色が薄い=失敗」ではありません

米粉は、小麦と違って真っ白い粉だからね
そもそも白く焼けやすいよ

あと勘違いしやすいのは、
食パン表面の亀裂。
亀裂が表面にはいることは
いたって普通のことです

細かい亀裂が入りますが
グルテン(膜)がないから失敗じゃないよ!

より亀裂がはいりやすい
失敗ではないです
グルテン(膜)がないからね
亀裂が入るのは普通のことなんだよ

小麦の食パンは亀裂なんてないから、失敗だと思ってました…!
確かに「膜」がない。
グルテン「フリー」だから
小麦パンの見た目と違うんですね

食パンの焼成は、
見た目が白くても問題なし。
表面の亀裂も問題なし。
中まで火が入っているか
それが、いちばん大切な判断軸です
米粉食パンの失敗
ビフォーアフターも知りたいです!

失敗実例を知りたい方は
こちらを参考にしてください✨
よくある失敗・トラブル解決
他のパンの焼き方を見たい方はこちら!

▼ 成形パンの焼き方

